
LPガスと都市ガスの違い

ガスの供給(国土に占める割合)
都市ガスは、地域によってさまざまな種類のガスがあり、同一の消費設備や器具が使用できない場合がありますので、転居などの際には注意が必要ですが、家庭用LPガスは、日本全国いずれの地域においても同じ消費設備や器具を使用することができます。なお、それぞれの発熱量、比重は下表のとおりです。
また、供給形態が違うため、LPガスは災害時の復旧にかかる時間が短いのです。
また、供給形態が違うため、LPガスは災害時の復旧にかかる時間が短いのです。
※都市ガスの原料の天然ガスは炭素が1つのメタン(CH4)が主成分で、比重が空気より軽く、液化するには-162℃に冷やす必要があります。
ガスのカロリーと比重
LPガス | 都市ガス(13A) (天然ガスを原料とするもの) | ||
プロパン C3H8 | ブタン C4H10 | メタン CH4 | |
総発熱量 kcal/m3 | 23,673 | 30,680 | 10,750~11,000 |
比重(空気1に対して) | 1.55 | 2.08 | 0.66 |
出所:ガス事業便覧(一般社団法人日本ガス協会)/LPガス品質に関する技術資料(日本LPガス協会)
供給形態
LPガス…個別供給、集団供給
都市ガス…配管による集団供給(詳細は6ページ参照)
出典:一般財団法人エルピーガス振興センター
LPガスと都市ガスの供給形態の違い

LPガスは大震災の際にも、1戸単位で迅速に調査・点検ができることなどにより供給の途絶が少なく、都市ガスなど他のエネルギーに比べいち早く完全復旧を果たしています。
またLPガスは、避難所への設置が素早くでき、煮炊きやお風呂・シャワーのほとんどの施設がLPガスで賄われました。
一般家庭で使われる50kgボンベには標準的家庭(4人家族)の約2ヶ月分のLPガス(プロパンガス)が入っています。仮に50kgボンベの10%しか残っていない状態で大震災が発生し、販売店からの供給が一時的に途絶えても、安全確認ができれば約1週間は使用できます。
\ LPガスは分散型エネルギーだから災害時には強い!! /

LPガス
- 1戸1戸販売店が個別点検を行っており、配管も短く、異常があれば即修理可能
- 1戸単位で安全を確認し復帰可能なため、復旧までの時間が短い

都市ガス
- 埋設配管確認に時間を要する
- 数百戸、数千戸単位で安全確認が必要なため、復旧に時間を要する
出典:一般財団法人エルピーガス振興センター
常時、LPガスをご利用のご家庭は…
震災直後のLPガス利用を支えた軒下在庫
LPガスは他のエネルギー利用者のお役に!
【利用者情報】
仙台の都市ガスエリア内でLPガスを使用している家庭は、自身も被災したがガスが切れなかったため、周りの都市ガス使用者やオール電化住宅の利用者にお風呂を提供し、感謝されました。(平成23年3月現地情報より)
大震災発生!!
しかし、軒下にLPガスボンベ(50kg)が2本あれば…
1本目を使い切っても、2本目で約1ヶ月以上はガスを使い続けることができる。(平均的家庭の消費量約16kg/月) 軒下在庫の存在は、ユーザーに安心感を与え、供給不足からくるパニックを防ぐことができる。 |
その間、LPガス事業者の復旧努力、代替輸送、相互支援活動により再供給が可能となります。

出典:一般財団法人エルピーガス振興センター
備えあれば憂いなし
非常用発電機

自宅のLPガスを発電機の燃料として使用でき、災害時でも燃料の入手の心配もなく、長時間の使用が可能です。店舗や一般家庭でライフラインをサポートします。
出典:一般財団法人エルピーガス振興センター