令和6年度新潟県・南魚沼市総合防災訓練に参加
去る10月20日(日)「令和6年度新潟県・南魚沼市総合防災訓練」が行われ、当協会も魚沼支部のご協力のもとLPガスの防災に関する展示ブースを出展しました。
今年の訓練のテーマは【地震災害】です。本年元日の能登半島地震や、南海トラフ地震臨時情報が発表された8月8日の日向灘地震の記憶が新しい中での訓練となりました。
主な訓練内容は、分散会場となった事から大和中学校では市民による避難訓練があり、同中学校グラウンドやB&G海洋センターでは県災害対策本部による情報収集訓練や自衛隊ヘリコプターからの吊り上げ救出訓練、消防機関による倒壊家屋からの救助訓練などがあり、多種多様な訓練が行われました。
当協会は、B&G海洋センター駐車場の屋外で、中越地震の写真パネルを設置しながらLPガスポータブル発電機の実演、そしてLPガス容器が水害時は浮くことをご理解いただくため水槽に容器を浮かせて「容器チェーン・ベルトの2本掛け」について説明しました。
当日は、気温が低い天候の中ではありましたが、訪れたお客様には「LPガスポータブル発電機は町内会で1台あると、いざという時に役に立つね。」「もう我が家に立ってるボンベはチェーンが2本掛かっているよ。」などの声も聞かれました。
LPガスは災害対応力の高いエネルギーです。また、ライフラインの中で最も復旧が早く、機動力もあるので、避難所開設時には炊き出しから暖房、発電まで賄えるエネルギーです。昔は「災害は忘れたころにやってくる。」と云う言葉がありましたが、今は「災害はいつでも、どこでもやってくる。」時代になったように思います。
各市町村単位でも当協会の各支部がこのような訓練に積極的に参加しています。地元の防災訓練があった際には、住民の皆さんも「日頃の備え・心構え」のひとつとして、積極的にご参加ください。そしてLPガスの展示ブースを覗いてみてください。そこには、LPガスに関する新しい発見があります。